2014年4月にクリエイターズマーケットが開放されて依頼、5ヶ月経った11月現在、約30000のLINEクリエイターズスタンプが配信されている。(申請数は20万近くと推測)

クリエイターズスタンプとは?

従来、LINE公式企業アカウントは年間ウンゼンマン!?の運用費用を必要としました。
そのため一般のクリエイターの参入は現実性皆無でしたが、4月にクリエイターズマーケットが新設され、スタンプ登録料は無料、配信後は売上の50%をLINE社とレベニューシェアする形となり、誰もがLINE内でスタンプ配信ができるようになったのです!

クリエイターズスタンプの特徴

・価格は100円(50コイン)
・売上の50%はLINE社の取り分
・申請したスタンプには厳正な審査が入る → これが非常…いや異常に厄介!
・配信したスタンプはクリエイターズスタンプカテゴリに入る

LINEに支払う初期費用が無くなり、スタンプ配信までの障壁はイラスト制作以外は何も無い…ように思えます。
レベニューシェア形式なのでクリエイターが損失することもありません。(利益を大きく出せるかは非常に難しいところですが)

 

多数のスタンプが申請を通せないという事実!

弊社では「弊社オリジナルスタンプ」「企業のオーダー答えたスタンプ」など多数配信しております。しかし、苦労の連続でした。審査を通過し、世に配信されると信じていた多くのスタンプが「リジェクト(審査NG)」されたのです。修正→再申請を繰り返し(1つのスタンプで3度再申請した例も…)、ようやく「審査通過」の法則がわかって参りました。
そんな弊社の感想は…何も考えず楽しくイラストを書いて申請すると…「審査に通る確率20%」です。審査は想像以上に厳格。審査通過できなかった数多のスタンプ情報を収集し、「リジェクトされる要因」を弊社内部でとりまとめました。

スタンプ最速リリースに必要な条件

●審査は非常に厳格!今までリジェクトされた情報をどれだけもっているか

→ 確実に明暗を分けます。クリエイターズスタンプの審査基準は、実はLINEが配信しているスタンプや、企業が巨額の広告費を払って出すスタンプの審査より遥かに厳しいのです!暴力表現等は一切禁止。某メジャースタンプでは、【膝蹴り】などの表現がありますが、クリエイターズスタンプではアウトです。あと、セクシーも一切禁止。谷間が出たらおそらくはアウト!?クリエイターズスタンプはまさかの「完全別物」という考え方です。これ想像できず、相当数のクリエイターは間違い無く泣いた!

●指摘される内容を事前に想定し、先回りして「権利証明の書類」を申請時に提出しておく!

→ 法的書類を研究し、事前に提出しておく事で、弊社では申請通過のスピードが格段にあがりました。「このキャラクターは弊社で考案した固有の物であり、このイラストに関して第三社と紛争が起きた場合は、全て弊社が責任を負います。」といった内容の証明書を添付したり、スポンサーがスタンプに付いている場合はスポンサーとの関係性を証明する法的資料に捺印して提出します。弊社ではリジェクトの経験を生かし、事前に想定される全ての法的資料を準備し、申請時に提出するようにしました。それ以降は、サクサクと通るようになりました。しかし、これは弁護士と協議を繰り返した経験則が必要です。
(※リジェクトは申請から数ヶ月後に告知されます。法的書類不備等の理由でリジェクトされた場合、そこからの準備をし直し、さらに数ヶ月の審査待ち。大きな時間的ロスが生まれます。)

 

以上です。続いて「放置」されている方々の対策を今研究しております。


 

【ガイドライン要約】
・画像のサイズやフォーマットを守りましょう。
・性的表現は全NG
・日常会話で使えるものにしましょう。
・あまりにも単純なイラストや文字だけのスタンプはNG
・スタンプ内の誤字はもちろん、説明文と実物がチグハグなのはNG
・著作権をほんの少しでも侵害したら即NG
・告知や宣伝に使ってはいけない
・酒/たばこを助長するような表現はNG
・差別を助長するものはNG
・違法なものを助長するものはNG
・パチンコ/競馬などの賭け事を助長するものはNG
・生き物を刺したり切ったり撃ったり残忍な表現はNG

【よくある画像のリジェクト例】
1. 「スタンプセットの中に、酷似した画像がある。」
元の画をを使い回し、微妙に変更している画がある場合リジェクト対象。
2. 「色数が少ない。シンプルすぎる。」
2色以下で構成されたスタンプはリジェクトの対象となる事もある。複数色使用した方が無難。
3. 「性的な表現」
人間の裸を想像させるスタンプはリジェクトされる可能性が高い。乳首や股間を連想させる表現は100%アウトではないが危険。予想以上に厳格と思うべき。
4.「写真を使用している」
写真をそのままはもちろんのこと、イラスト風に加工してもリジェクト。
5. 「公的団体を連想させるマーク」
過去に赤十字の赤の「+」を書いたスタンプのリジェクト例あり。何かのマークを書く際は、注意が必要。
6. 「使い道が無いスタンプ」
料理だけ。建物だけ。のようなコミュニケーションに使いづらいスタンプはリジェクトされる可能性大。
7. 「透過忘れ」
イラストに対し、背景は透過する事が必須。これを忘れると100%リジェクト。
8. 「文字の割合が多すぎるスタンプ」
ひとつのスタンプに対して、文字数があまりにも多いとリジェクトされます。
ポエムスタンプのような物は作る事が出来ない!?